ATP CUEゲルの使用結果
材料および方法
- 1) 対象
- 2005年6月から同年10月までの間に芝皮フ科クリニック外来を受診した、生後5ヶ月から45歳までの軽症から重症のアトピー性皮膚炎患者112名(男性37名、女性75名)を対象とした。
- 2) 使用軟膏
- プラクリティ皮膚研究所の ATP CUEゲルを使用した。
- 3) 使用方法および期間
- いわゆるアトピー皮膚、およびドライスキン部位に、それまで使用していた保湿剤(いずれも非ステロイド系)と併用させ重層塗擦させるか、保湿剤を中止し単純塗擦させた。外用回数は1日1から2回とした。
- 4) 効果判定
- 使用開始して2・4週間後に同一観察者により使用部位の皮膚の状態を観察し、使用開始時のそれと比較し、以下のように判定した。
- 著効…皮膚症状が消失したもの。
- 有効…使用開始時の皮膚症状より明らかに軽快したもの。
- 無効…使用開始時よりわずかに軽快、および無変化のもの。
- 悪化…使用開始時より皮膚症状が悪化したもの。
- 5) 副作用
- 使用中の経過を本人、または保護者より聴取し、同時に皮膚の状態を観察して刺激症状の有無、使用感などから総合的に判断した。
使用結果
- 1) 皮膚変化の改善効果
-
| 効果 |
著効 |
有効 |
無効 |
悪化 |
計 |
| 人数 |
6 |
91 |
14 |
1 |
112 |
ATP CUEゲルをアトピー皮膚炎を主体とする乾燥皮膚症状に試用した結果、112名中著効6名、有効91名、無効14名の成績を得た。すなわち、有効以上のも のは112名中97名(86.6%)を占めた。傾向としては軽症~中程度の症状により効果がみとめられた。
- 2) 副作用
- 外用時の刺激および発赤を訴える者が1名認められた。